● 背景
歴史的に、聖書的に、特定する事ができない。
この主題と同じような内容は、37、49、94篇と出てくる。
「悪人が栄え、神を恐れかしこむ者が困窮している」
● まとめ
悪徳の栄えに心乱れる姿(1〜3節は回顧。4〜12節は神を恐れぬ者の姿)。
しかし、それは夢を見ているようなもの、実態のないものと悟る(13〜17節)。
結局、神がすべてである(18〜25節)。
勝利の告白(26〜28節)。
※ 正義の神への信頼(悪への徹底した神の介入)。
● 背景
エルサレムの壊滅(B.C.587年)、バビロン捕囚の初期に歌われた哀歌。
彼らの心には様々な思いがあった。
(1. 神が選ばれた民を見限った。 2. アブラハム契約は一体、どの様になるか)
● まとめ
※ 全体的に暗い感じを落とす(賛美がない―詩篇の特徴は賛美で締めくくられている)。
神への嘆き(1〜9節)。
嘆願と信頼の表現(10〜17節)。
最後の訴え(18〜23節)。
※ 聖書のなかに、新しいことが起こるとき、その直前は全く暗く、未来の展望が見えない。
そのような構造を見る(出エジプト、王制の出現、イエス・キリストの誕生)。
新しいいのちの誕生に向けて、古きを脱ぎ去っていくようだ。
私達の人生も今、未来が見えない。そのとき、何かが生み出そうとされていることを信じたい。
● 背景
セナケリブがエルサレム包囲を突然解いたとき。 ※ 不思議な事が起こった。神は生きておられる。
● まとめ
世界の権威、秩序の基は神から来る。(時において、2節。正義において、4〜8節)
世界を定める神に感謝(9〜10節)。
● 背景
詩篇75篇と同じ。 ※ 国民の敵に対する勝利を祝う歌。
● まとめ
神の偉大さを表す(1〜9節)。
人間の理解を超えて成し遂げられる方への賛美(10〜12節)。