● 背景
アブシャロム反逆の時期と言われる。
● まとめ
人はダビデのことを、今にも倒れる城壁・石垣と言う(3節)。
しかし、私は主に信頼する(8節)。
たとえ、目に見えるところ、弱そうでも、神と共に歩む者に恐れはない(6節)。
そのような者に、神は恵み豊かだ(12節)。
● 背景
ダビデはアブシャロムに追いやられた。荒野にいたときの状況(参照:第二サムエル記15章28節)。
● まとめ
一見悲しい経験であった(王宮→荒野。1節)。
しかし、そのなかに、神が臨在してくださった(2〜3節)。
王宮にいれば、当然味わうことのない深い神の恵み、いつくしみ、その臨在がある。
● 背景
個人の嘆きの歌。内容的には保護の歌。
● まとめ
前半と後半が綺麗な対比をなしている。
前半(1〜6節)、悪事をたくらむ者の一時的な繁栄。
後半(7〜10節)、悪事をたくらむ者の無残な姿。
神をほめたたえている。 ※ ダビデの詩の特徴を良く捉えている。
● 背景
国家存亡の危機のとき。 ※ ダビデの生涯から、際立ったもの(時代)がない。
● まとめ
神のダビデに対する、圧倒的な力、不思議、そして静寂(1節)。
神の奇しい業は、遠い国々にまで影響を及ぼす(5節)。
● 背景
セナケリブ率いるアッシリヤ軍の突然の敗走のとき(参照:第二列王記18〜19章)。
● まとめ
神の奇しい御業の賛美(1〜8節)。
イスラエルの民は、そのような神の御業のなかで、救われ、訓練された(9〜12節)。
私は、神の奇しい業のときに祈っていた。そして、それが本当に聞かれた(13〜20節)。
神をほめたたえます。
● 背景
時代的背景は特定できない。祝祭歌。
● まとめ
世界の民に向かって、「神をほめたたえよ!」と呼びかけられておられる。
※ イスラエルの歴史のなかで、世界大の思想が随所で見られる。
ペンテコステ以降、教会が生まれ、世界宣教が開始された。
それ以前に、主は、「世界の民に救い」を、世界大の「神の国」実現に向けて、
着々と事を進めておられた。