「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」(37篇5節)
「道」とは人生のことです。「ゆだねよ」とは元来石などを転がすという意味の言葉だそうですが、ここでは、「主の上に人生の重荷を転がして背負っていただく」という意味になるそうです。私たちは人生において実に多くの選択肢に直面します。そのときに大事になってくるのは、選ばなかった道を後悔するのではなく、選んだ道で主を認めていくということです。「あのとき、こうしていれば・・・、やはりこれは神様の御心ではなかったのではないか・・・」と後悔することは誰にでもあることだと思います。しかし、私たち人間には神様の御心など知る由もありません。その道がどんなに後悔に満ちた、失敗まみれのものであったとしても、その道で主を認め、その重荷を主に背負っていただくときに、その道が主の御心へと変えられていくのです。
ぜひ今日から、この神様にあなたのその重荷を降ろしてみませんか。主はあなたの道を確かなものとし、たとえあなたが倒れてしまいそうなときにもその手を支えてくださいます(37篇23〜24節)。