この章で覚えたいことは、「試練は神の許可のうちに出ている」ということです。
試練は受けたくないものであります。
しかし、悪魔は、容赦なく信仰者に試練を与えて、信仰から離そうとしてきます。
しかし、この試練は、神様の許可なくして行われることではありません(ルカ22章31〜32節)。
この章で覚えたいことは、「あなたは、いつまで主を信じますか?」ということです。
ヨブは、2回目の試練を悪魔から受けました。それは、重い皮膚病にかかる試練でした。
ヨブの妻は「神をのろって死になさい」と誘惑してきました。これは悪魔が言わせている言葉です。
しかし、ヨブは、信仰を捨てませんでした。
10節のヨブの発言を我が発言とできるよう、信仰の成長を願うものです。
ヨブは、痛みと苦しみの限界からか、自分が生まれた日のこと、自分が母胎から生きて出てきたことを嘆いています。彼の痛みと苦しみが、どれほどのものであったかをうかがい知ります。
しかし、彼の信仰に教えられることは、ヨブは決して死(自殺)を選択することなく、神様への嘆き、神様との対話を選択していることです。
私たちは、極限状態に陥ったとき、神様にその悲痛な気持ちをぶつけているでしょうか。神様は、受けとめてくださるお方であります。