第26木曜 歴代誌第二26章〜28章



【祈り】

[1] 主の祈り

【聖書通読のたすけ】

 アマツヤの死後、その子ウジヤが、ダビデ王朝第11代国王(南北分断後から数えると、第9代ユダ国国王)に即位いたします。彼は、お目付役のゼカリヤ(先ほどのゼカリヤとは別人)の存命中は、主に従う道を歩んでいたようです(26章5節)。そのため、ユダ国は大いに栄えます。しかしながらその後、彼は祭司にしか許されていない職務である「神殿における香たき」を行い、主なる神様からの裁きを受け、死ぬ日までツァラアト(重い皮膚病)に冒されます。
 ウジヤの死後、その子ヨタムが、ダビデ王朝第12代国王(南北分断後から数えると、第10代ユダ国国王)に即位します。彼は、主に従い通した、正しい人物であったようです。
 ヨタムの死後、その子アハズが、ダビデ王朝第13代国王(南北分断後から数えると、第11代ユダ国国王)に即位いたします。彼は、異教崇拝に走り、そのため、南ユダ国は主なる神様からの裁きを受け、アラム、北イスラエル国、また救援を求めたアッシリアからも総攻撃を受けます。アハズ王は主なる神様に背き続け、その生涯を閉じます。アハズ王の死後、その子、ヒゼキヤが、ダビデ王朝第14代国王(南北分断後から数えると、第12代ユダ国国王)に即位いたします。
 悪を行った王個人には裁きが下されるものの、歴史を通して見ていくと、ダビデ王朝は途絶えることなく連綿と続いていき、主なる神様の約束は継続中であることがわかります。


【信仰告白】

[2] 使徒信条