第15金曜 士師記15章〜16章



【祈り】

[1] 主の祈り

【聖書通読のたすけ】

 神は、ペリシテからイスラエルを救うためにサムソンを召し出し、そして、ご自身の栄光をあらわすために、神は、サムソンに特別な賜物を与えられた。同様に、あなたも、神の栄光をあらわすために、神から特別な賜物が与えられている。あなたの賜物とは何か? その賜物を用いて、あなたらしく神の栄光をあらわしていったらよい。
 しかし、サムソンの歩みに注目せよ。サムソンの賜物が神に最も用いられたときはいつか? それは、髪の毛がそり落とされ、力が去り、目がえぐりだされ、牢に放り込まれた後である。神を呼び求め、サムソンが死ぬときである。
 「それから、イエスは弟子たちに言われた。『だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです』」(マタイ16章24〜25節)
 賜物よりも大事なものがある。それは、自我が砕かれることであり、キリストの十字架があなたのすべてになることである。あなたの賜物の効果は、あなたの人格の変革に伴うのである。神は、サムソンを導かれたようにあなたを導かれる。そして、ご自身の栄光をあらわされるのである。


【信仰告白】

[2] 使徒信条