第10水曜 民数記28章〜29章



【祈り】

[1] 主の祈り

【聖書通読のたすけ】

 28章〜29章は、レビ記に述べられる様々な祭儀規定の追加あるいは付加説明である。奉納物の内容は、羊や山羊などの動物のいけにえ、穀物のささげ物、ぶどう酒、オリーブ油など多種多様である。

  1. 定めの時の奉納物(28章1〜8節)
  2. 安息日の奉納物(28章9〜10節)
  3. 新月の奉納物(28章11〜15節)
  4. 過越祭の奉納物(28章16〜25節)
  5. 七週祭の奉納物(28章26〜31節)
  6. ラッパの鳴る日の奉納物(29章1〜6節)
  7. 贖罪の日の奉納物(29章7〜11節)
  8. 仮庵祭の奉納物(29章12〜40節)

 キリスト者は、今日、これらの祭儀規定に拘束されてはいない。しかし、神が願われているささげ物がある。それは「あなた自身」である。私たち自身を、また私たちの生活を、日々「聖い、生きた供え物」(ローマ12章1節)としてささげていくことである。神の愛、キリストの十字架による贖いに対する感謝の応答として、喜んで自らを、自らの生活を、日々神にお捧げしていきたい。「日々自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。自分のいのちを救おうと思う者は、それを失い、わたしのために自分のいのちを失う者は、それを救うのです」(ルカ9章23〜25節)。


【信仰告白】

[2] 使徒信条