ここから数章に渡って、宗教暦に関する規定が記されます。主はモーセに、全イスラエルの守るべき例祭について、細かく仰せられました。聖なる会合として召集する主の例祭は、安息日(23章3節)、過越の祭り(4〜14節)、七週の祭り(15〜22節)、新年の祭り(24〜25節)、贖罪の日(同27〜32節)、仮庵の祭り(34〜43節)、日ごとの礼拝(24章)です。
どの祭りも、主を覚え、主の恵みを数え、主のなしてくださったみわざをたたえるためのものです。
私たちは、どこにいても、どんな時代にあっても、何をしていても、神を礼拝する者として造られました。キリスト者は、過越のいけにえとなられた子羊イエス・キリストのゆえに、罪赦されました。永遠の滅びからの救いと、まったき平安、安息をキリストによっていただいたのです。キリストに出会った喜びを、また、キリストを知り、知られている喜びを、今日も覚えて祝います。救い主なるお方に、毎日感謝と賛美をささげます。主に贖われた喜びをいつも心に抱いて、日々主の祭りを祝います。