悪しきものの滅びは、聖徒たちの救い ――― 喜びと賛美のときとなります。19章以降は、長く続いた悪者たちの最後のあがきが終わって、天上の賛美が響き渡るような光景が展開します。4節の24人の長老は、黙示録の初めのほう(4章など)にも登場していました。ということは、もろもろの恐ろしいシーンも、天上では常に別世界がすでにあったことを、よく思わせてくれます。10節が入ることで、私たちは、ただひとり礼拝すべきお方のことを、よくよく認識させられます。
この章の終わりの数節には、悪しきものたちの、究極の審きの場、まさに「生き地獄」が、描かれています。