大バビロンの滅びが、当時の繁栄を彩った商品を一挙に失うことで、まざまざと読者に印象づけられます。金・銀・宝石・真珠・麻布・紫布・絹・緋布・香木・象牙細工・・・などなど。現代の都市文明の誇りと傲りなら、私たちの国も同じです。もっと派手で、もっとリッチでさえあります。これらすべてが単純に「悪」ではありません。みな有用なもの、価値あり、意味あるものです。しかし、人間の愚かさは、富を頼みとし、権力に高ぶり、聖徒・使徒・預言者たちを苦しめ、殉教に追いやるのです。
今日の聖句は、18章24節です。
神さまは、殉教者の血を見ておられ、しかるべき審きをなされるお方です。