地上の残された時を、もはや人間の欲望のためではなく、神のみこころのために過ごすようになるのです。【2節】
私たちの命には限りがあり、この世界にも限りがあります。私たちは罪を犯し、罪にもがき苦しんできました。私たちがこの先も自らの欲望のために生き続けるなら、残された時間もいつしか虚しい終わりを迎えるでしょう。「あなたがたは、異邦人たちがしたいと思っていることを行い、好色、情欲、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝などにふけったものですが、それは過ぎ去った時で、もう十分です」(3節)とペテロは語ります。私たちも「罪はもう十分だ」と、悪との決別をしましょう。そして、神の御心に従う一歩を確実に進めて行こうではありませんか。
憎むのではなく愛すること、支配するのではなく仕えること、神から与えられた全てのものを自分の欲望ではなく神のために用いることを選ぶのです。
万物の終わりを前に心騒がせることなく、神の前に心を整え身を慎み、今日も祈りによって神と静かに語らいましょう。