第一次伝道旅行中のパウロとバルナバです。キプロスでの伝道は大成功でした。ピシデヤのアンテオケでの伝道はどうだったでしょうか。パウロの説教を聞いた人が、次の安息日にも同じ話を、と願い、なんと次の安息日にはほとんど町中の人が集まったのでした。あるユダヤ人たちは、妬みに燃えて、パウロに反対しましたが、とは言えピシデヤのアンテオケでの伝道も成功と言えるでしょう。
続いて一行は、イコニオムへ行きます。ここではどうだったか。町の人々が二派に分かれ、反対派と使徒側に分かれます。町の半分が使徒側についた。今の日本の状況を考えれば、これも十分に成功と言えるでしょう。しかし、使徒たちを石打にしようという計画が起こります。
ここまで、伝道は順調だった。キプロスでは大成功。ピシデヤのアンテオケでも、イコニオムでも成功だったと言える。しかし、雲行きがあやしくなってきた。そのような状態です。
イコニオムの後、一行はルステラに向かいます。ここで、生まれながら足のきかない人を癒します。結果、騒ぎが起こりますが、それは明日の通読となります。
印象的なのは、イコニオムでもルステラでも、奇蹟が行われたことです。そして、それは御恵みのことばの証明でした。私たちは、しるしと不思議なわざ、足のきかない人を癒すことはできないかもしれません。しかし、救われた者としていかに生きるか。それは示すことが出来ます。
私たちの日々の生活が、御恵みのことばの証明となりますように。