イエスさまがついにエルサレムに上ってこられました。イエスさまは、これからエルサレムにおいて自分の身に何が起こるかをすべて知っておられたことでしょう。これからイエスさまは、すべての人の罪を赦すために、苦しい十字架での贖いをしなければならなかったのです。
イエスさまはエルサレムに入城するにあたり、弟子たちにまだ誰も乗ったことのないロバの子がいるからそれを連れてくるように命じられました。そして、そのロバに乗ると群衆たちの賛美、「栄光は、いと高きところに」をバックにエルサレムに入って行かれました。
私たちの歩みはいかがでしょうか。私たちは、自分の調子がよいとき、祝福されているときには、心から「栄光は、いと高きところに」と賛美できるかも知れませんが、調子の悪いとき、試練の苦しみのとき、心から主に「感謝します!」と賛美することができるでしょうか。艱難の中にいるときは、主を見上げ賛美をすることができないかも知れませんが、そんなときこそ、聖書を読み、自分の心の中を吟味し、祈りを持って主に近づいてまいりましょう。