第17日曜 ルカ19:1-27



【祈り】

[1] 主の祈り

【聖書通読のたすけ】

 ザアカイという人物が登場します。彼は、エリコの町で取税人をしていました。エリコの町は交通の要衝で毎日多くの人が行き来し、取税人にとっては荒稼ぎのできる町でした。当時の取税人は、不正な取り立てをし、人々から嫌われ、まして、ザアカイは取税人を束ねる長だったので、誰も相手にしないような存在でした。
 そのザアカイがイエスさまと出会います。誰にも相手にされなかったザアカイが、イエスさまと出会い、人生が180度変わってしまうのです。神さまの救いのご計画は、私たちの思いもよらないところで行われます。

 11節からは、イエスさまのたとえ話が語られています。その内容は、与えられた賜物を生かして用いる生き方についてです。ザアカイのこれまでの歩みは、神さまからも、人々からも喜ばれない生き方でした。けれど、イエスさまと出会い、主の救いを受けた今は、賜物を十分に生かして、主の喜ばれる生活を送ったことでしょう。

 私たちも、神さまの素晴らしいご計画を信じ、期待し、与えられている賜物を生かして、主の喜ばれる生活を送ってまいりましょう。


【信仰告白】

[2] 使徒信条