この物語は、われわれが自己満足にひたり、他の人々を等級に分けて非難しやすい誤りをただすものではないでしょうか。シモンにとってのこの女の等級は「罪人」でした。しかし、イエス様は、個々の人々をその状況と罪において見られます。つまり、イエス様はその人が何者であるか、という「人格」に関心を寄せたのです。 イエス様のように、罪人であるけれど、救われ、贖われた神の子となりうる「人格」として人々を見、そして接していきたいと思います。