第13金曜 ルカ7:18-35



【祈り】

[1] 主の祈り

【聖書通読のたすけ】

【18〜23節】

 獄中生活は、かくも苦しいものなのでしょう。バプテスマのヨハネは、弟子を遣わしてイエス様に「おいでになるはずの方」を確認しようとしました。どちらかというと、ヨハネは一般のユダヤ人のように、政治的メシヤを求めていたのでしょう。

【24〜28節】

 イエス様の回答は、慰めに満ちたものでした。イエス様は、遣わされたヨハネの2人の弟子に、ただ「見たり聞いたりしたことを」報告するように語りました。
 イエス様はヨハネが質問したことを、おだやかに叱られたように思えます。しかし、すぐに「女から生まれた者の中で、ヨハネよりもすぐれた人は、ひとりもいません」とほめ始められました。最高の栄誉を与えられたヨハネでしたが、驚くべきことに、神の国で一番小さいものでも彼よりもすぐれています。と結ばれるのです。
 すなわち、ヨハネまでは旧約に属するものであり、新約の恵みにあずかり、神の国に属するものとなった人の幸福や特権には及ばないものでした。
 キリストにより、神の子とされた恵みを覚えたいものです。

【29〜35節】

 ヨハネの教えを聞いた民を見ていると、市場で婚礼ごっこや弔いごっこをして遊んでいた子どもたちを思い出したのでしょう。少女たちは少年たちと喧嘩をしていて、ヨハネの悔い改めの説教を好まず、彼を禁欲主義とよび、他の人々はイエス様を食道楽とののしりあっているように見えたのでした。


【信仰告白】

[2] 使徒信条